国民無視のエネルギー政策

4月に閣議決定したエネルギー基本計画の立案のためのパブリックコメントでは
「脱原発」の意見が95.2%でした。(維持・推進は1.6%)
朝日新聞社が経済産業省に情報公開を求め、開示された分の
2109件(パブリックコメント自体は1万9千件)を朝日新聞が集計しました。

それにもかかわらず、エネルギー基本計画では原発を「重要なベースロード電源」と
位置づけています。

まったく国民の意見を無視しています。
ひとたび事故が起きれば制御できないのが原発です。
そして管理するのは人ですし、人は間違うモノです。
国民の多くは、その安全性に疑問を持っています。
福島の事故はいまだに収束していません。
95.2%の方が「脱原発」を指示されるのは当然です。

「行政手続法」では、このパブリックコメントに関しては
「意見を十分に考慮しなければならない」と定めています。

安倍政権は法治国家の面でも逸脱しています。

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衆院選の結果にタメ息。この国はどこへ行くんでしょう?

いやはや、どうしてしまったんでしょうか? この国は。
「自衛隊を国防軍に」や「核を持つために原発維持を」などを
政権公約に書いている政党が票を延ばしてしまいました。

脱原発より経済成長を選んでしまったんでしょうか。

小選挙区制の問題もありますが、ちょっとひどすぎますね。
木部は怖くて、こんな政党選べませんよ。行き着く先には
戦前の徴兵制が見え隠れします。
子どもたちやその家族を軍隊に入れたくはありませんし、
派兵した先でその国の人たちを殺させたくはありません。

今の憲法は確かに、あのご老人のおっしゃるようにアメリカから
押し付けられたものです。でもこの憲法のおかげで先進国の中では
唯一戦後67年間、軍隊が他の国の国民を殺害していません。
太田光と中沢新一の共著のタイトルのように『憲法九条』は
『世界遺産』にすべきだと思います。

その憲法九条を変えようともおっしゃる。
「日本の自立」などともっともらしいフレーズもありますが、
何のことは無い、具体的にはアメリカと一緒に戦う軍隊を作りたいだけ。
これが本当に「日本の自立」なんでしょうか?

いまさら、他の先進国と同じ軍事環境を整えてどうなりますか。
イメージ貧困も甚だしい。
本当に世界に誇れるのは、ここ67年間、軍事戦争を直接しなかったこと。

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民主党には「がっかり」です。

せっかくの政権交代でしたが、残念でなりませんが、
今の状態では自民党より情けない。

TPPの交渉参加。沖縄をめぐる無責任発言。
原子力協定の可決など、「なんだかな?」です。
こんな政党だとは思いませんでした。

1票入れた当事者としては恥ずかしいかぎりです。

とくに広島があり長崎があり、今回の福島が収束していない
状況での原子力協定の可決など「経済第一」で
国民の将来的なリスクを考えると、
これほどみっともない選択はありません。

「化石賞」を貰ったというイヤミを、全く無視した
厚顔さは、本当に驚きます。
ポピュリズムに対する問題視は必要ですが、
国民の多くは今回の協定は望んではいないでしょう。

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菅さん頑張れ!

時事通信の世論調査による菅内閣の支持率は12.5%となったようです。
ある意味、末期症状です。

「脱原発」発言も政府の方針か、と思いきや
「首相の個人的な見解の整理」と官房長官は首相発言を修正。
とはいえ「国民的な議論を進めていこうという のが今の政府の立場」という。

一体どっちなんだ????
やめるのか、進めるのか。

まあ、現状において推進はありえません。
今回のように事故が起きた場合の特異性。
人間に制御できるものではないこと。

貧しい地方に「札束で頬を叩く」ように上から押し付けた政策。
地域に対する差別から、「原発ジプシー」という人まで生んでしまう。
実際に今回の事故処理に関しても、作業員の被爆検査で132人もの
連絡がつかない作業員(7.14)がいるそうで、作業員自体の把握もずさんです。

そして、高レベル放射性廃棄物の最終処分場は日本ではもちろん、
フランスもアメリカも決まっていません。
唯一フィンランドが、いま一つの島の地下500mを掘って処分場を
作っています。もちろんフィンランドで出た高レベル放射性廃棄物の処分のためにです。

このフィンランドの最終処分場を取り上げた映画が
「100000年後の安全」というタイトルで上映されました。
今の我々が使う電力のために、子どもや孫や、その子どもまでも
その「危険なゴミ」と共生しなければならないのです。
あまりにも無責任ですし、時を超えた差別です。

そして「原子力の安全な利用」の言葉の裏には「その気になれば
いつでも核爆弾は作れるんだよ」が見え隠れしています。
唯一の被爆国の日本。これだけは日本はやってはいけないことです。

いまは、ともかくまず「やめることを宣言して」、みんなで
代わりをを考えることです。
古賀茂明さんも言っていましたが、役人も政治家も原発行政に
どっぷり浸かった中では、唐突に思える管さんの方法でしか
変えられないそうです。閣内で相談している間に潰されてしまうそうです。

頑張れ管さん!

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世界の人口が70億人へ

世界の人口が、今年10月末に70億人に達し、
2100年までには101億人を超えると国連が予測しています。
(「世界人口推計2010年改訂版」)
つい数年前に65億人と言っていたように記憶しています。

20世紀は「人口爆発の時代」と呼ばれるようです。
いまの半分の35億人となったのは1960年代で、それから
40年ばかりで倍となりました。

いくら科学技術が進んでも、100億人を超える人類を
この一つの地球で維持できるのでしょうか?
食料の問題、資源の問題、どれをとっても厳しいでしょう。

確かに地域的には減少しています。
日本は2070年までには1億人を割り込むようです。
それでも地球全体は増え続けているのです。

にもかかわらず、いまだに多くの政府は
「経済成長」を政策の根幹に置いていますし、
そのためには自国の「人口増加」を頼りにしています。

一部の政治家や財界人の「経済成長」という妄想に
地球市民全体が流されてどうするんでしょうか?
このような近視眼的な政策は人類を滅亡に向かわせています。

このような妄想的な政治家や財界人は、
失礼ながら老い先短いご老人に多いのです。
とりあえず「自分が生きている間」しか見通していません。
子どもや孫、そしてその孫ののことまでイメージできていません。

本当に「成長経済」をやめて、一つしかない地球で
「持続可能な社会を維持するには」を考える時がきています。

実は、いま我々が持っている「漠然とした不安」は、
「自分の子どもや孫にも共通に同じレベルの生活を
させてやれないかもしれない」という不安なのです。

いまの生活スタイルを根本的に変えるべきです。

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いまでも原発賛成は当事者意識の欠如では。

被災地のテレビ報道や被災時の新聞記事を読むたびに、無口になり涙ぐんで
しまい、援助金や衣類の援助程度しかできない自分を歯がゆくも思います。
両親を亡くした子どもたち。奥さんや子どもを亡くした市職員の
「苦しいけど負けないで!」の避難所の貼り紙。

そして原発近辺では、不明の家族を捜しに行くこともできずに、政府の
指示のまま移設される避難所を転々とされている方々。
地震、津波、原発事故と三重、四重苦の状態です。

ACなどの広告で「ひとりじゃないよ」「日本は一つ」と連帯意識を
喚起するものが多くなっていますが、こと原発の賛否では「一つ」に
なるにはほど遠く、原発のために避難所暮らしを強いられている方々に
とっては、心ない差別などで「疎外感」を感じる方も多いのではと思います。

今朝の朝日新聞のアンケートでは50%の方が賛成なのには驚きました。(反対は32%)
今回、「増やす方がよい」5%、「現状程度にとどめる」51%で、肯定が56%。
2007年の調査では66%の方が肯定でしたので、10%減ってはいるのですが。
福島で避難所暮らしを強いられている方々の感情を考えた場合、
今回の事故で賛成派壊滅では、と思っていましたので本当に驚いています。

少しばかり、怒りに似た感情さえも、フツフツ沸き出します。

原発賛成の方の意見を読むに、「原発に代わるエネルギーが無い」という
意見が多く、「反対派は代替えのモノがないのに無責任に反対している」など、
いままさに、パタリと止めるような近視眼的な意見の方が多いようです。

ドイツが、確か2000年にした原発廃止の決議も「2020年ころまでに」のはずで、
(昨年8、15年の先延ばしに決まりましたが、今回の事故をうけて、また方向転換するようです)
原発反対の方で、今日の明日という意見はありません。
気持ちの上では「今日にでも停止して欲しいと言う気持ち」はありますが、
エネルギー源やライフスタイルも含めて、日本人全体が「停止」を前提に
時間をかけて考えて行くべき問題です。

核兵器の問題では広島や長崎の方々、今回は福島で避難していらっしゃる方々の
「立場に立って」という思いやり、そして同じ日本人としての「当事者意識」が、
欠如しているようで、仕方ありません。ましてや、福島第一原発で発電した
電気は、避難を強いられている福島の方々ではなく、関東に住む我々が
使っていたモノだということを考えると、賛成と言うことは、あまりにも
身勝手な意見です。

コストの問題、事故が起こった場合の特異性、原発ジプシーと呼ばれる人たちの
輩出など、どれを取ってもいいことはありません。

1級プラント配管技能士として、原子力発電所の現場で働いていらっしゃった
平井憲夫さんのHPです。
「原発がどんなものか知ってほしい」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#about

ソフトバンクの孫正義社長の廃止論や「国民投票」に賛成します。

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震災と原発事故

今回のマグニチュード9.0という大地震とそれに伴う大津波は、
改めて予測不可能な自然の怖さを知らしめました。

地震や津波は自然災害で、原子力発電所の事故は人災?
などと言われることがあります。
かつて衆議院予算委員会公聴会(2005.2.23)で
神戸大学都市安全研究センター教授の石橋克彦氏が

「そもそも日本列島に居る限り、地震と共存する文化という
ものを確立しなければならない。つまり、従来は自然と対決
する文明で、それに対して最新技術でもってバックアップし
ようという考え方でしたけれども、自然の摂理に逆らわない
文明というものを我々は作っていかなければならないと思い
ます」

とおっしゃるように、自然を征服すべき対象ではなく、共存
するという考えで、我々のライフスタイルを作り直す必要が
あると思います。

ただ先日(3月25日深夜)の朝生でも今回の事故を契機に電
気を使わないライフスタイルをと、大塚耕平氏が提言しまし
たが、話が広がるかと思えば、原発はあるという前提で事故
の起こらない原発をと、目前の話に終わりました。

仮に今止めることを決めても、実際に廃炉にするのは20年、
30年後になります。今の便利さ、もっと考え直したいもの
です。

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地球は一つしかない

「地球は一つしかない」
あたりまえと言えばあたりまえ。
でも、この当たり前が本当に理解されて物事が
組み立てられていたら、
こんな社会にはなっていなかったのでは。

義務教育の根本に「地球は一つしかない」を
教えることを、すべての思考や物事の選択の
基本部分に、このことを持って判断できる
そんな子どもたちを育てる教育。

もうそろそろ、国益のような矮小な思考は捨てて
一つしかない地球に一緒に生きる友として
何が必要なのかを考えることのできる人を。

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自殺者が13年連続3万人超える

なんだか、本当にやりきれません。

自殺率からみると、青森、秋田、岩手などが多いのでしょうが、
どうも、都市の思考が元となって死を選ぶ人が増えているようで
日本という国が、ともかく成長すればいいのか、それとも
成長を犠牲にしても、死を選ぶ人を減らすのが先なのか?

全てを政治家のせいにしようとは思いませんが、
「成長」を政治生命のように誤解している政治家がほとんどのような。

成長が無くても、「幸せ」を感じられる社会だってあるように思います。

1億2千万人全てが、競争競争での椅子とリゲームが向いているとは
とてもとても、思えないのですが。

「頑張れ〜」「努力だ〜」「いい大学に」「大会社に」「……」などなど
好きで向いている人もいるでしょうが、
全員これでは、荒んだ寂しい社会になってしまいます。
いや、なってしまっています。

競争のための学力より、豊かな心を持つための教育が必要です。

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TPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加の前に

「例外なき関税撤廃を目指す」TPPへの参加を菅総理、前原外相
などは積極的に賛成のようです。
言ってみれば、究極の市場主義経済、あるいは貿易の完全民営化
と言ってももいいかも知れません。

さまざまな物が安く手に入り、物流が盛んになるようです。
しかし、日本の農業は壊滅的な状態となるようです。そのため同
じ民主党内でも反対の声が上がっています。確かに日本の原風景
としての農業や里山の管理は現状でも難しくなっています。

TPPへの参加は、日本の姿そのものさえも変えてしまいそうです。
経済界や産業界からの要望もあるようですし、目前の景気対策も
あるかも知れませんが、これ以上地球全体が平滑化されていいも
のか? もう一度、立ち止って考える必要があります。

民主党もTPPへの参加なら、参加することで、このような国の形
になるんだと、それが理想的な日本の形なんだと提示すべきでし
ょう。グローバルで個性の無い日本が、理想的な日本の形などと
は、誰も思わないと考えます。

持続可能な日本社会の形はTPPからは、生まれないような気がし
ます。地球上のそれぞれの国は、もっと個性があっていい。多様
なお国柄や地域性がもっとあっていい。

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